電子申告

当事務所では全てのお客様の申告を電子申告にて行っております。
税理士業界のIT化は一般事業会社の業界よりもかなり遅れているのが現状です。最近でこそ、手書きの申告書を見ることは減ってきましたが、それでも平均年齢が60歳を超えると言われる税理士業界では、珍しいことではありません。
電子申告により申告書を提出するメリットは大きく2つあります。
①郵送事故防止
当事務所でも電子申告を導入するまでは、申告書を郵送にて税務署へ送付しておりました。中に返信用封筒を入れておくと、税務署側で受け付け後、控え分を返送してくれます。その為、控えが手元に届くまで最低でも1週間程度は掛かりました。そこから税理士事務所側で製本してお客様の手元に届くにはさらに1週間ほど掛かります。時間がかかるのは致し方ないにしても、送って、送り返してもらうという工程と取るため、我々にとっては無事控えが手元に届くまで安心できません。電子申告であれば、事務所内の作業だけで申告書の提出が終わりますので、郵送事故の心配もありませんし、お客様用の控えもその場で製本するすることが出来ます。
②お客様の手間が省ける。
紙で申告書を提出する場合、お客様に捺印をもらう必要があります。近所のお客様であれば持参することも可能ですが、通常であれば一旦税理士事務所からお客様宛に郵送し、捺印後再度返送いただき、税務署へ提出という流れになりますが、電子申告であれば、お客様の押印は不要ですので、押印、返送といった手間をおかけすることはございません。